子育て 子供のサイン

子供のサイン

誰しも自分の都合の悪いことには蓋をしたいし、口を貝のように閉ざしたいものです。
それは大人も子供も同様ですが、特に子供は注意をしても何も言わない返事さえもしない目も合わせようとしない。
何を聞いても、いいのか?わるいのか?さえも言わない、反応するとしても頭を縦に振るか横に振るかくらいです。
なぜ?このように頑なになるのか?これまで本当に理解に苦しむこが多々ありました。しかしこれには幼少の頃からの
親と子の深い様々な関わり合いに要因があると考えます。
本来、子供に考えさせ決めさせなければならないような事を、常に親が判断して決めてしまったりして、我が子可愛さに痛い思いをさせたり何事も困らないようにかばい忖度してしまう。そんな子育てを続けていると、子供は何も考えなくなり行動もできなくなってしまい自己表現の出来ない人になってしまいます。
我が子が本当にやりたいこと、知りたいこと、見たいもの、欲しいものを、そもそも親が知らないからではないでしょうか?
では、親が本来、我が子に目を向けなければならない事はどんな事でしょう。
私は親が我が子と向き合う大切な姿勢として、我が子の話に耳を傾ける、善いことをしたら褒める、悪いことをしたら叱るそして最も大切な見守り見届けることだと思います。こんなシンプルなことで良いと思います。
このことを前提として、我が子と遊んだり勉強したり食事をしたりすれば、子供は自然に親を見るようになり、本音を言うようになると思います。
子供は迷ったり困ったりすると必ずサインを出します。そのサインを見落とさないようにするのも親の責任です。
仕事が忙しいと言って疎かになってしまったり、自分のことを最優先に考え、子育てを面倒になってしまったりしないように
親としての責任を果たすべきだと思います。
時に親子で本気にぶつかって見るのも大切なことかも知れません。そんな所から子供のサインが見つかるかも知れません。

2019年09月08日